2004年7月

「線の魅力」

「線で絵を描こうとこころみる人が、このところ急に増えてきているように感じられます。絵を描きたいと思う人が、あのバカバカしい石膏デッサンやT技術Uの空しさに気づき始めたのかもしれません。
 あるいは、絵を描くということが「ものをお上手に描く」ことではなく、「自分自身をあらわす」つまり自己表現の方法の一つだということに気づき始めたのかもしれません。
 それだったら本当に目出たいことです!
しかしです。「線」で描くのは、初めはカンタンそうですが、描き始めてからは大変です。
 「線」には自分自身があらわれますから、自分自身を磨かなければ、いや磨き続けなければ、すぐに「たるんだ線」を人前にさらすことになります。
 たるんだ線は、どんなにうまく色を塗っても、描き込みをやってもゴマかせません。
 T技術Uでは線のダメさは決してカヴァー出来ないのです。


「品川水族館にて」
暑い日は水族館スケッチがおすすめです。描いていたら水の中に飛びこみたくなりました。
暑中お見舞い申し上げます!

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