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2005年9月
秋、「線」に帰る!
絵の究極は「線」です。プロであれ初心者であれ、その人の絵を描こうという思いのすべて、観察眼のすべて、技術のすべては「線」にあらわれます。「線」といってもペンの線とは限りません。エンピツでも、コンテでも、紙の上に描こうとするものをカタチづくる線のすべてです。(「線」なしでは何一つカタチづくることは出来ない)
目を見開いて対象を見つめ、「線」にすべてを懸けてもののカタチを描くことを続ければ、かならず自分が納得できる絵が描けるようになります。
絵を描き始めると、やはり色塗りが楽しく、美しい色を塗りたくもなるので、ついつい「線」を忘れ、いっとき「色」の道に入りこみ、色に溺れることになったりします。(実は私もしょちゅう……)
もっとも大切な素肌を磨くことを忘れ、メイクやお化粧に熱心になるようなものです。
さて、スケッチに絶好の秋です。
真夏の青春の「色」にちょっと溺れた人も、あらためてここで「ハッ」として、自分の絵の「線」を見直して下さい。
秋、あらためて、素肌を磨くように、自らの「線」についてよくよく考え直してみて下さい。
色即是空!喝!

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