2006年6月

テーマって?

 この間ある雑誌のインタビューで「永沢さんの現在のテーマはアフリカですか?」と訊かれました。私は即座に「いいえアフリカはテーマではありませんよ」と答えました。
 私は昔から「テーマ」などという大それたことを考えて絵を描いたことは一度もないのです。
 大体テーマとか構図とかいう「達成目標」みたいなものを想定することが嫌いなのですね。
 ピカソは「芸術とは追究したり探究したりするものではない。向こうからやってくるもの、出会いなのだ」と言ったそうですが、本当にそうだと思います。
 ですからアフリカも「テーマ」としてねらったわけではなく、気がついたら入りこんでいて、何十枚も描いていた、という感じなのです。出来ちゃった結婚みたいなものですかね。
 只今、8月からの「永沢まことのアフリカ!アフリカ!展」に向けて準備に大忙しです。その節はぜひ見にきて下さい。初公開約60点です。


 アフリカには3年続けて通ってしまいましたが、動物の中で一番描いたのがチーターです。
 ヒョウとよく間違えられますが、涙目がチーターです。ヒョウは男性的ですが、チーターは女性的で動きがしなやか。走る姿がめっぽうカッコいい。
 4枚すべて対面スケッチです。
振り返るチーターF8ワットマン) サバンナを行くチーターF6ワットマン)


夕陽のチーター(F10ワットマン)

走るチーター(F4ランドスケープ)

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