2006年12月

線と色 '06から'07へ

 あいまいな気持ちがあいまいな線を引き、
 手なれた気分が手なれた線を引く。
 
 やさしい気持ちがやさしい線を引き、
 激しい気迫が激しい線を引く。
 
 あいまいな気持ちがあいまいな色を塗り、
 よどんだ気分がよどんだ色を塗る。
 
 明るい気分が明るい色を塗り、
 自由な気持ちが自由な色を塗る。
 
今年も線と色とに明け暮れた一年でした。
私自身の今年の収穫としては、自分のものをも含めて、絵を見る場合、その一枚で価値判断や好みをきめることなく、前後数年の間でどんなプロセスにあるのかで見ることができるようになったことです。
 今描いた一枚がどんなに良くても、まぐれではなく次につながるプロセスに乗っているかどうか、また逆に今描いた一枚がどんなに悪くても、越えるべきプロセスの中にあるのかどうか、を見るということです。
 時間の中で絵を見る、あるいは歴史的に見るということです。自分の絵もそんな目で見れば、何をしでかしても許されるような気分になれるからふしぎです。
 それにしても歴史の速度は早いですね。「2007年またぎ」(去年は「古希またぎ」でした(笑))腹据えていこうかと思ってます。

メリークリスマス! そしてハッピー・ニューイヤー2007!

 やさしい気持ちと激しい気迫で、明るく自由な一年を創っていきましょう。

秋の払沢(ほっさわ)の滝(ワットマンF10)

<日本の滝百選>にも選ばれたというこの滝は、東京の西、奥多摩の檜原村にあります。
全長60メートル、4段に別れた滝が流れ落ちるさまは、けっこうすごい。
紅葉の時期に行ったのですが、ここは一年中陽が当たらないということでペンも震えるという寒さでした。
ガクガクしながら描いた様子はSketch Reportを見てください。

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