|
2007年3月
「心が変われば、線が変わる」
「色がうまく塗れない」と悩んでいる人がよくいますね。
そう言う人の絵を見ると、なんだか色よりも、そもそも「線」がなってないじゃないか、ということが多いようです。
線がなってないということは、線がヘタということではなく、線にそもそも心が籠もっていない、ということです。
心が籠もることなく、のんべんだらり、さらりさらりと引いた線に、いい色など塗れるわけがないのです。
ダメな線を棚に上げて、色の心配ばかりするとは、ダメな肌を立て直すことをしないで、化粧のことばかり気にするようなものではないでしょうか。
時は春です。
宇宙の自然物も人間も動物も、みずみずしい姿を見せてあなたの、みずみずしい線で描かれるのを待っています。気合いを入れ、いい線が描ければ、思わずその線をいっそう引き立ててあげたくなり、ワクワクした気分で色が塗れます。色にも心が籠もってくるのです。
そこで一言。
心が変われば、線が変わる。
線が変われば、絵が変わる。
絵が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
(なかなかいい言葉でしょう? 実はこれ、ヤンキース松井選手の石川星陵高時代の野球部監督山下智徳さんの「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」を私流に絵を描くことになぞらえてアレンジしたものです。我ながら気に入っているんです。この春は、私もこの一言を胸に描いていこうと思っております)

|